果南が苦い顔をして歩夢達に呟く

「と、μ’s 高坂穂乃果 コスプレ衣装 言っても…。オリゾンの街に向かうには…船が必要だね。」地図を見た愛がそう言う。「え?道なりに行けるじゃない?」「時間の問題ですよ。歩いていけばそれだけロスがでますから。」果林の言葉をせつ菜がそう説明する。「船、ですか…。貸してもらえるでしょうか?」「まずはアイレスの街に行こう。船がある場所に向かった方がいい。」しずくと璃奈がそう言い、歩夢達は再び森林の方へと向かう。…「…あれ?眠くなりませんね。」「本当ね。それになんだか…穏やかな雰囲気。」かすみと果林が辺りを見回す。「…多分、世界樹が落ち着いたからだね。」彼方がすやぁ…と言いたげに目を瞑り、しずくにもたれかかる。「…彼方さん!起きてください!」「こんな時じゃなかったらゆっくりと周りを見ていたいけど…。」歩夢がそう言って小さな花を見ている。…「案外あっさりと戻ってこれたね…。」ハーペスト大森林を抜け、アイレスの街へ戻った歩夢達。街では先日の事件の修理をしていて賑やかな様子だ。「船はありますが…。」「…どれもこれも貨物船ばっかりだねぇ…。」港の様子を見ていると船は大量の荷物を載せた船ばかりだ。おそらく、修理のための物資を載せてきた物だろう。「話を聞いてみよ?」愛の言葉で港の方に向かう歩夢達。…「いやぁ…。ウチもオリゾンの方には…。」船員に聞いてみたが、首を横に振る。「それにね…今、危ないらしいからな…。」「さすがに情報が早いわね。…流石、海の関係者。」果林がそう呟く。とはいえ、情報が早いだけにオリゾンの街へ向かおうとする船を探すのは難しそうである。「…うーん。あれ?あの船は?」そう言って端の方に停めてある船を見る。そこそこ大きな船だが…2人の少女達がμ’s 西木野真姫 コスプレ衣装その前で頭を抱えている…。「どうしよう~!!」「あっちゃぁ…やっちゃったねぇ…。」その2人は千歌と果南であった。「あの…。」歩夢が声をかけると…。「うん?…え?あれ?…もしかして…歩夢ちゃん?」「何かあったの?」「何か悩んでたみたいだけど?」「実は…船が動かなくなってさ…。これじゃあ船を出せないんだよ。」果南が苦い顔をして歩夢達に呟く。「街の人に修理をお願いしたんだけど、この前の事件でみんな忙しくて…。」千歌がそう言う。それを見た璃奈が…。「…故障個所は?」