発情するのも結構だけどシオンの話ちゃんと聞いてねあくあちゃ~ん

 シオンちゃんVTuber 笹木咲 コスプレ衣装 のあの細くてちっちゃい手の指が、あてぃしの体をツンっとつつく。 「ひゃっ…!」 「変な声出さないでよもう、まずはここね。おへそ。」 「お、おへそ…。」耳元でささやかれてて、何とも言い難い気持ちよさとゾクゾクがあてぃしの背中を通して体全体に広がってる。…なんだろうこれ、なんかいけないことしてるみたいに…。 「それから、肩の付け根と…肩甲骨の上あたりと…背骨と首の境目のココと…。」 「んひゃうっ…!」 「だから変な声出さないでってばもう。」シオンちゃんにこんなことされたらいやでもゾクゾクするって!恋人なんだもん! 「これほんとにシオン意地悪したくてやってないからね?説明すんのにわかり良いからだからね。後はそれぞれの指の先と、掌底と…手首と肘と…。」シオンちゃんの手が、あてぃしの顔にツツッと寄ってくる。 「喉の奥と、目の淵の涙腺付近と、耳の付け根と…。」 「みゅっ…!」 「発情するのも結構だけどシオンの話ちゃんと聞いてねあくあちゃ~ん。」 「うっ、うん…。」 つむじと~、みぞおちと~、とシオンちゃんがあてぃしの体をつんつん触りながら今度は足の方へ指が伸びていく。 「おへそより下の位置は、足の付け根のココ、腰骨との境目。ここと、膝の裏と、足首。つま先の指一本一本の先っちょ。後は足の裏の、かかとと土踏まずの境目あたり。ここね。」 くっ…くすぐったい…し、変な気持ちになってくるよ…。 「ってこんな感じかな。なんとなく覚えた?」 「うっ…うん、少しは…。」はあ…はあ…はあ…はあ…正直、つんつんされた場所がちょっとぴくぴくするから覚えられることは覚えられそうだけど、なんかこう…大事なものを色々失っちゃったような気がする。 「なぁんだそれ。」 シオンちゃんがケラケラ笑って、取り敢えずいったん休憩。 「大まかに放出しやすいポイントを押さえておくと、そこから魔力を使う時のイメージが湧きやすいから。」 「そ、そうなの…?」 「例えば手から水を出す場合は、指先から魔力を水として吐き出すってイメージをすると出しやすいの。」 ベランダへ続く窓を開けて、シオンちゃんが何でもないようにぴゅーっと人差し指で水を発射する。 「こんな感じ。水の魔法って、こうやって体のどこかから水流を出すとかは初歩も初歩みたいなところあるんだよね。」 「初歩なの?」 「そう。そもそも魔力ってさっき言った通り血管をイメージするって言ったじゃん?ちとイメージが似てて、魔力って水に例えられるんだよね。バーチャル 夕陽リリ コスプレ衣装それを火にするとか、蔦にするとか、そういうのはやっぱちょっとイメージを変えなきゃいけないんだけど、水はイメージしたまんま出せるから初歩なの。」 「…なるほど…。」 …上手くわかってる気はしないけど、なるほど。 「というわけで、まずは指先からベランダの外に向かって水鉄砲をしてみよう。それがあくあちゃんが最初に経験する魔法だよ。」 「…あてぃしが最初に経験する、魔法…。」