あまり調子に乗らないことね。忘れちゃった?

駅で ホロライブ 雪花ラミィ コスプレ衣装  ねねとポルカ、ぼたんと別れたラミィは頭上から降り注ぐ雨を傘で避けながら帰路についていた。昨日までは降る気配が全くなかったというのに......夏の天気は読めないものだ。明日は是非晴れて欲しいものだが。ガルトナにはねねちゃんと二人で出ることになった。ポルカは元から出る気がなさそうだったし、ぼたんに無理強いするのも悪い気がした。そしてねねちゃんと一人にするのは一番まずい。そういう成り行きでラミィも出ることになったのだが、しかしどうしたものだろう。いくら学園内の行事とはいえ、競技は競技だ。手を抜いていいものか、それは相手のために―――何より自分のためになるのだろうか、と葛藤している。道に人気が無いのを確認すると右手で氷壁を描いてみた。数センチメートル伸びたそれは、ラミィの意思一つで簡単に砕け散ってしまう。これをガルトナで使うか否か。手のひらに残った氷の粒を見つめながら小幅で足を進めているといきなり前から声をかけられた。「あ、すみま―――ッ!?」ぶつかってしまうのかと思い謝りながら顔を上げたラミィの眼前には優美な笑顔を浮かべる女性がいた。身長は自分より少し大きいくらい、けれどししろんよりは大きくない。それが誰なのかうっすら記憶上に浮かび上がる。ただならぬ気配に、ラミィが逃げようと来た道へ一歩を踏み出すと、着地させた右足が再び浮くことはなかった。「(無詠唱で氷の術式!?)」「あらあら、元気そうにやっているのね。感動的な再会だわ、あなたもそう思うでしょう?小さく縮こまり、自責の念で壊れそうになっていた貴方におまじないをかけてあげたのは私よ?」「そうですよね、やっぱりあなたがあの日ラミィに術式を授与した―――何が目的ですか!なんで今になってラミィの前に」足をどれだけ捻ろうとVTuber 白上フブキ コスプレ衣装氷が破れる様子がない。なんて高精度な術式なんだ。その場から動けないラミィへ白髪の女性は一歩ずつ近づいてくる。そして目の前までやってくると目にかかる数本の前髪の束を作り、それを手で包み込んだ。「あまり調子に乗らないことね。忘れちゃった?それはあなたの強さじゃない。私の強さなの。あなたが強いのではなく、私が強いの。あなたは―――」