冬から春へ、季節の変わり目を肌で感じ始めるこの頃……私は遂にトレセン学園を卒業するのでした。
【はいはい鼻かんで早く】勝負服 マチカネタンホイザ コスプレ衣装
「ずび〜っ!!ありがどうごじゃいまずぅ……!」
いやー号泣号泣。周りの皆さんの涙が引っ込んじゃうくらい、感動して泣いちゃいました……。
【……はい、綺麗になった!ほれ、行ってこい】
トレーナーは私の顔をハンカチとテッシュでふきふきしてくれました。そしてお友達とお話してきなさいと、とんと背中を押してくれたのでした。
レースを続ける子、引退して新しい道に進む子……みんな色々な夢を話してくれましたけど、私はといえば、実家のお手伝い頑張るぞ、えい、えい、むんっ!といった感じなのです。どこまでも『普通』な私でしたが、学園のみんなとか、トレーナーとか、ファンの方々とか……いっぱいの元気を貰って、何とかここまで来ることが出来ました。……最後の方はへろへろ〜で、ぜんぜんレースに勝てませんでしたけどねぇ……たはは。
おや、お母さんとお父さんがそろそろ行くかい?と声を掛けてきました。あーえっと……ごめんね、もうちょっとだけ待ってて!
【ん……?まだ行かなくていいのか】
「はい、少しだけお時間貰っちゃいました〜。まだトレーナーとお話してないですからねぇ」
【昨日いっぱい話したけど……まあ最後だしな】勝負服 ゴールドシチー コスプレ衣装
グラウンドの隅でふたり、がやがやしてる周りの皆さんは誰も私達に見向きもしません。最後だけど、いつもと変わらず、お話しましょうか。
【改めて……卒業おめでとう】
「ハイ!ありがとうございます〜♪」
【涙も引っ込んだみたいで安心した……しかし、寂しくなるな】
「いやはや!その通りですよぉ。私もです。でも、実家でまた焼きサバ定食がいつでも食べられると思うと、楽しみで楽しみでぇ♪」
【学園での思い出がそんなサバ以下みたいな……後、食べてばかりじゃなくてちゃんと料理作るんだぞ?】
「わかってますよ〜。お客さんたちに、料理と一緒に持って帰ったきらきらの思い出話をた〜くさん、聞かせてあげるんです!」
【それは……お客さんもとても喜ぶだろうね】
「ぬふふ、この一流料理人おマチさんが、売上を100倍にしてみせましょう〜!」勝負服 スーパークリーク コスプレ衣装