香辛料

台所で、さっきも使ったスパイスを取り出す。あのミルクの作り方はよく分からないが……まあ、ワインみたいに作っても間違えはないだろう。ショウガとシナモンをベースに、いろんな香辛料をプラスしていく。ユニコーンのために少し控えめにしながら。そこにたっぷりの蜂蜜を加えて甘くして、あとは味がしっかりと出るまでただかき混ぜる。味が均一になってきた気がしたらザルで濾しながらカップに注いで……完成かな。とりあえず一口飲んでみて……うん、完全再現ではないけどうまい。ユニコーンにも一つカップを持たせて、執務室に戻る。そこまでの廊下は寒いが、手に持つ温度が、少しばかりごまかしてくれる。アズレン ユニコーン コスプレ衣装

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「ふう、じゃあ飲むか」
「うん!」
 一緒に口を付け、ずずっと一口。同時にほっと溜息をつき、軽く笑いあう。
「おいしい……」
「そりゃよかった」
 コクコクと一生懸命に飲むユニコーンを見ていると、心まで温かくなってくる。
「ふぁ……」
 すぐに飲み終えたユニコーンはようやく眠たくなってきたらしい。
「部屋戻るか?」アズレン チェシャー コスプレ衣装
 聞こえているのかいないのか、頭は舟をこぎだしている。
「しょうがないな……ほら、背中乗れ」
「んー……」
 覆いかぶさるように背中に乗ったのを確認して、ゆっくりと廊下を歩く。寒いけど、背中は温かい。子供は体温が高い、ってことなのだろうか。ユニコーンの部屋についてベッドに横たえる。
「サンタ……さん、にも……みる、く」
「はいはい。俺がやっておくよ」
 軽く頭をなでると、すぐに寝息を立て始める。それを確認して、静かに部屋を出る。さて、サンタあてのミルクを作るついでにもう一杯飲んでしまおうか。夜はまだ長い。執務室に隠した沢山のプレゼントを思いながら、暗い廊下をまた歩き出す。サンシャイン・グレース フッド コスプレ衣装