「いらっしゃいませー。あっ騎士さん今日はどうしたんですか？騎士さんに集めてもらいたい素材はありませんよ。えっこの人に会う服を選んでほしい？」イリヤ「はじめましてなのじゃ。妾は夜を統べる者、イリヤーオーンスタイン！」ツムギ「はじめましてツムギです。って何ですかこの子？えっ！この子が前に騎士さんが言ってた吸血鬼さん！騎士さんのエア友達じゃなかったんですね」イリヤ「お主がハロウィンパークの舞台で吸血鬼を演じたのじゃろ？我が眷属から話は聞いておる。妾は今日寝巻きを買いにきたのじゃ！」ツムギ「本当にこんなしゃべり方をするんですね。びっくりです。えっと寝巻きっていうとパジャマですよね。どんなものをお探しですか？」イリヤ「妾は夜の女王にふさわしい寝巻きを所望する！」ツムギ「夜の女王ってなんなんですか。そういう設定ですか？んーそうですねえ。前に作ったパジャマはこっちに並べてありますけど…」→これなんかいいんじゃない？イリヤ「そんな虎のかぶりものみたいな寝巻きは嫌じゃ。そんなものを着て寝ていたらまるで子供ではないか！」ツムギ「子供じゃないんですか？」イリヤ「ちがーう！妾は子供ではない、大人なのじゃ！今は本来の姿に戻れずこのような姿じゃが子供ではない！」ツムギ「そうですか。子供向けじゃ嫌なんですね」→これはどう？イリヤ「これはスケスケでいかにも大人の女が着るせくしーな…ってばかもの！透けすぎじゃ！これでは全部丸見えではないか！生地も薄いし風邪をひいてしまう！」プリコネR マコト コスプレ衣装ツムギ「吸血鬼って風邪ひくんですね。もう、騎士さん変なパジャマばかりイリヤさんにすすめないでください。私がおすすめしますから」イリヤ「ここには妾が気に入った寝巻きはないぞ？」 ツムギ「じゃあ新しく仕立てますか。夜の女王ですよね。コウモリをアレンジしたドレスっぽいパジャマなんてどうですか？」イリヤ「どんなものか絵を描いてくれぬか？」ツムギ「分かりました。えっとこんな感じで。胸にコウモリをですね…」イリヤ「おお、これこそ夜の女王にふさわしい寝巻きなのじゃ！」ツムギ「夜の女王にふさわしいかどうか分かりませんが、これでいいならこれで作りますんで、採寸させてもらってもいいですか？」イリヤ「よい。妾を採寸することを許す」ツムギ「って待ってください。服は脱がなくていいです。そのまま測っちゃいますから！」イリヤ「そうか？では頼む」ツムギ「それじゃあ始めますよ」しばらくしてイリヤ採寸が終わる。ツムギ「じゃあ２週間後にまた来てください。それまでに作ってしまいますので」イリヤ「よろしく頼む。ところでツムギよ。２週間後の予定はどうなっている？」ツムギ「２週間後ですか？空いてますよ」イリヤ「では妾の寝巻きパーティーに来るがよい！」ツムギ「寝巻きパーティー？」ツムギの頭にハテナマークが浮かぶのだった。
