選ばれなかった

賑やかな音楽が流れるビビットストリートから少し離れたところに位置する、小さな小さな公園。遊具がたくさんあるにも関わらず、夕方のこの時間でも子どもの姿は見当たらない。建物に囲まれているせいか、人通り自体が少ないようだ。だからこそ、彼らは絶好の練習場所だと踏んだわけなのだが。プロセカ 小豆沢こはね コスプレ衣装

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今日も公園には、力強い歌声が響き渡っていた。ランダムに様々なパートが聞こえることからして、パート練習をしているのだろう。公園の四隅には、3人のメンバーがそれぞれ自分の課題である部分を練習していた。そう、3人なのである。

「……ねえ、こはね知らない?」

練習がひと段落ついたのだろう。杏が汗をタオルで拭きながら、彰人の方へとやってきた。ちょうどダンスの練習をしていた彰人は、音楽を止めると公園を見渡した。真横には、自分と同じくダンスの練習をしている冬弥がいるだけで、もう1人のメンバーであるこはねの姿は見つからない。トイレかとも思ったが、それなら同性の杏に一声かけていくだろう。こはねのように、律儀なタイプなら尚更だ。

「いや、俺は知らねえけど……冬弥!」プロセカ 天馬司 コスプレ衣装

不審に思った彰人は、公園全体に響きそうなほどの大きな声で冬弥を呼んだ。それだけで気づいた彰人の相棒は、音楽を止めてこちらに歩いてくる。

「どうかしたのか、彰人?」
「お前、こはねがどこに行ったか知ってるか?」アクティブストリート 鏡音リン コスプレ衣装