すご、これが海の幸…。

遠くホロライブ 森美声 コスプレ衣装​​​​​​​ の国からも珍しい品物を背負い、行商人が行き交う港、ダーリジアン。交易盛んなここはホロ王国の守護下にあり、海賊が度々出没するも王の名の下にその安全は保障されてきた。しかし、王が亡くなったことにより王国の戦力が低下、それを狙って息を潜めていた海賊達が港へ向かう船を片っ端から襲い始めたのだった。その中には宝と高らかに掲げた船が一隻、それら海賊を襲い、財宝を奪っては密かに港へ送り届けた。海賊の恐怖から救われた人々はこの海賊一味を義賊と呼び、港にこの船が現れると金貨を用意し、食事に宿屋、豪華なもてなしをして笑顔で迎えた。感化した若者は一味に入るという夢を持ち、数隻と数百の人数を持つ巨大な一味と化していた。ミオとシオンの二人は港のあちこちに堂々と掲げられた宝鐘海賊団の旗を目にしていた。「宝…ね。数年前からこの港に寄り付く海賊団がいるらしいと報告は受けていたけど、こんな大っぴらに旗を掲げてるなんてね…。」「シオン、ここの人達は彼女を海賊と思ってないの。海賊に奪われた宝物は彼女のお陰で商人の手に戻ってるらしいし、港に旗を掲げてるのは海賊の復讐を受けないため、今や、宝鐘海賊団は大きな組織だから旗を掲げるだけで意味があるのよ。」「へぇ、まぁ知ってたけどね!!」海賊団の頭領、船長に会うために港で聞き込みをし二人は夜にやってくると言う船を待った。異国の王子 春崎エアル コスプレ衣装港で一番大きな宿屋、王国を出てから一日駆け巡り疲れた身体を癒すため、用意された風呂に入り、部屋に戻ると食事が運ばれてきた。「すご、これが海の幸…。」並べられた豪華な料理にシオンは驚いた。「船長がいつ戻るかわからないから腹ごしらえはしておかないとね。」そう言いながら食事を口に含んでいくミオ。それから二人が船を待っていると、窓際に座っていたミオが何かに叫んだ。「ミオ!?」ベッドの上に寝転がっていたシオンが飛び起き、ミオの方向に目をやった。