私のこの想い…香澄に届いてるといいな。

食事とクリスマスのうた 山吹沙綾 コス衣装
風呂を済ませ、りみとたえ、沙綾は既に寝静まっている。香澄もそろそろ寝ようとしたとき、有咲に呼び止められた。有咲「なぁ、香澄…ちょっと、付き合ってくれよ。」香澄「有咲…?」顔が悲しそう…。何かあったのかな…?そう思いながら、2人してソファーに腰かける。有咲「香澄…お前、怖くないのか?」香澄「え?」有咲「戦いに身を投じること…自分の命がいつ失ってもおかしくないこととか…。」香澄「もちろん怖いよ。最初は、好奇心にあふれてたけど…。」有咲「…。」やっぱりこいつでも、怖いって思ってるんだな…。お化け以外は怖いもの知らずかと思ってた──って言ったら、流石に失礼かな。香澄「でも同時に──知ることが出来た。」有咲「…?」香澄「『魔法少女って、こうやって人々のことを助けてるんだな』って体感することも出来たってこと。」有咲「…そうやって考えられる辺り、流石だな…。」香澄「ん?」
有咲「あ、いや何でもない。…ただ、無茶だけはしてくれるなよ。」『戦わないで』…なんて言ったら、完璧に私のわがままだ。それに、もし私のわがままを聞いたとして、神浜市が大変なことになったら…いろはちゃん達に合わせる顔が無い。だからせめて──クリスマスのうた 市ヶ谷有咲 コス衣装『自分の命は大切にしろ』ってことを伝えてみる。香澄「うん。」私のこの想い…香澄に届いてるといいな。── 翌日 ──やちよ「それじゃ今日は、調整屋に行きましょうか。」朝にやるべきことを一通り済ませた後、やちよが開口一番にこう言った。香澄「確か、昨日最初に訪れた所ですよね?何しに行くんですか?」やちよ「ういちゃんの昨日の仮説を疑ってるわけじゃないんだけど、それが本当なのか、確かめたくてね。」りみ「その答えが、調整屋に…イマイチ、ピンとこないですね…。」いろは「私も最初はびっくりしたけど、見れば納得できると思うよ。」その言葉に淡い期待を込めて、一行は調整屋に向かった。