香澄は深海少女 倉田ましろ コスプレ衣装
ここ最近、ずっとご機嫌だ。「友希那先輩！ 今度、私のギター練習に付き合ってください！」 こんな香澄の言葉から始まった香澄と友希那の2人での練習は、元々突発的なものだったものの今では暇を見つけては度々行われている。その結果、友希那とのエピソードを嬉々として香澄がバンドメンバーに語るようになったのだ。例えば、こんな風に。「おたえ、どう？ 友希那先輩から教わったんだけど、カッコいいと思わない！？」「友希那先輩ってギターボーカルも出来ると思うんだけどなー、歌に専念したいらしくてやらないんだって、残念…」「有咲ー！ 見て見て！ 友希那先輩と一緒にギターのセッションしたんだ〜！ 凄く楽しかったよ〜！」「りみりんごめん…、その日は友希那先輩と歌の練習をする約束が入ってて行けないんだ…だからまた後でね」「どうしたのさーや。あ、これ？ 友希那先輩とお揃いで買ったんだ。可愛いでしょ〜！」最初は友希那のギターの腕前や教わった事についての感想が中心だったが、段々とプライベート方面の話へと移り変わっていた。人懐っこさに定評のある香澄の言う事なので、これを聞かされる友人たちは呆れながらも微笑ましく思って聞いているのだ。そして今日も今日とて、香澄は大好きな友希那先輩とのエピソードを友人にご機嫌に語る。「ふふ〜ん♪ 友希那先輩との2ショット！ 昨日一緒に撮ってもらったんだ〜♪」そう言いながらスマホの待ち受け画面を見せびらかす香澄。その画面には香澄と友希那が肩を寄せて自撮りの要領で撮ったのであろう画像が映っていた。「香澄、お前…。友希那先輩相手にここまでしてもらうとか、度胸あるな…」「う、うん。友希那先輩って割と気さくな人だけど、流石にここまでしてもらう勇気は出ないよね…」「あはは…、香澄ちゃんと友希那先輩、すっかり仲良しだね」「うん！ 来週の日曜日も一緒にお出かけに行く予定！」頬をひくつかせている有咲と沙綾の2人、りみも同じ意見らしく苦笑いを深海少女 桐ヶ谷透子 コスプレ衣装浮かべていた。たえはと言うと、どこと なく微笑ましそうな柔らかい表情をして話をつづける。「香澄ってば、もう友希那先輩に夢中って感じだよね。ラブラブだー」「それなんか違くねーか？」
