今までの俺なら時間ギリギリに来ていたのだがこの大学、如何せん教室が多い

とりあえず陽葉学園 渡月 麗 コスプレ衣装 テーブルにあった軽食と飲み物をもって端っこへ、そこでチマチマ物を食べながら辺りを見渡す。やば、超帰りたい。来てまだ5分も経ってないのに超帰りたい。「盛り上がってる!?イエーイ!」うわ、陽キャじゃん。俺とは住む世界が違うやつ。関わりたくねぇ・・・ま、関わらないだろうけど。そのまま軽食を食べながらぼーっとしていたら1時間経過していた・・・いや、俺なにしに来たのよ。帰ろそう思って腰を上げた時だった。「いやぁそれはちょっとぉ・・・」「えーいいじゃん!行こうよ」さっきの陽キャが絡まれてる。髪はオレンジっぽい感じでそれを左右でまとめてる。あれは・・・おさげっていうのか?よくわからんが。城廻先輩に近い髪型だ。まぁ絡んでるやつも陽キャっぽいし、なんかどんまい。がんばって切り抜けろよ。そう思っていた時期が俺にもありました・・・帰り際に目が合わなければ・・・いや、そんな助けてぇ見たいな目で見ないでよ・・・俺だって関わりたくないよ・・・めんどくさいじゃん・・・はぁ・・・でもこれで見て見ぬふりしてあとから、お前のせいだー!とか言われてもめんどうだよなぁ・・・はぁ・・・「おい、帰んだろ、早くしろ」「え?」「なに、君?俺この子と話してるんだけど」「そいつはすいませんね。ただ俺の連れなんで。帰んないなら俺1人で帰るぞ」「か、帰る!それじゃあ失礼しまーす!」俺とおさげちゃんは連れ立って会場を後にした。会場から出て少したった時。「ありがとう、助かっちゃった。いやぁあの人しつこくてさー!」「気にするな。たまたま目に付いただけだ」「あたし瀬戸リカ!君は?」「比企谷八幡だ」「うんうん・・・なら八幡だね!あたし1年なんだ!八幡も?」これが陽キャクオリティか・・・すぐに下の名前で呼んでくるとか・・・俺には絶対できないぜ。というか俺が年上だったらどうするつもりだったんだろ。「あぁ。さて、ここまでくれば大丈夫だろ。俺は帰るからお前も気を付けて帰れよ。んじゃな」「あ、ちょっとー!」瀬戸から逃げるようにして駐車場に向かった俺はそのまま自宅へ。その日は特に何もせず就寝した。無駄に体力使ったからな、さっさと寝たかった。そして翌日、D4DJ 犬寄 しのぶ コスプレ衣装大学にて講義のガイダンスを受けるため教室で始まるのを待っている。今までの俺なら時間ギリギリに来ていたのだがこの大学、如何せん教室が多い・・・しかもデカいから迷子になることも考えて早めに来た。しかも自由席だから早めに来ないといい席が取らない。さらに3つの教室で別れてガイダンスをやるので教室間違えたら恥ずかしいと思ったからな。予め教室は決まってるから。