このチョコの中のソース?なんか、独特の味がするね

「あの、プロセカ 白石杏 コスプレ衣装まふゆ?今の状況は…」目が覚めたら、灰色の空がわたしを出迎えた。セカイで眠ったのだろう。そのこと自体は特段変わったことは無い。でも、今日に限っては意味がわからない。まず、布団で寝ていること。そもそもセカイに布団なんてあっただろうか?しかも裸で寝てる。脱いだ記憶はもちろんない。あと、腰と腕…特に二の腕辺りも痛む。筋肉痛だと思うけれど…。そして、わたしの隣を見ると、こちらも裸のまふゆが寝ている。女性同士とはいえ、裸の2人が同じ布団に入っているというのは、ちょっと…いや、大分動揺する。なにか過ちを犯してしまったのかもしれない。さらに記憶が無いのだからタチが悪い。わたしがそんな風に状況を整理していると、まふゆが目を覚ました。「まふゆ?」「………」「あの…朝比奈さん、これはどういう……?」「………」何度問いかけても、まふゆは首を傾げるばかりだ。「……えっと…」「奏…」「あ…」しばらくの沈黙の後、ようやくまふゆが口を開いた。「奏、覚えてないの?」「え、覚えて…って?」「あんなに“みだれ”てたのに…」「みだれ…?」……淫れ!?あぁ…やってしまった……。まふゆを汚してしまったらしい。「ごめん…覚えてません……」「どうして敬語?まぁいいか。奏は昨日のことどこまで覚えてる?」「昨日?……作業をしてて…保存を押したところまでは覚えてるよ」「……。それじゃあ昨日の出来事かわからない」昨日の出来事かわからない!?わたしが困惑したのがわかったのか、まふゆはそのまま続ける。「奏、2日以上徹夜してたから、どこまでの記憶があるのかがわからない」「あぁ…」そういえば、眠った記憶もない。でも…「ごめん、本当にそれ以上は覚えてないんだ」「ふぅん。わかった、昨日のこと話すね」「うん、お願い」「奏、これあげる」「まふゆ、これなに?」「チョコレート。クラスや同じ部活の子に貰ったんだけど、私は味が分からないし、奏にあげる」「そっか。ありがとう、いただきます」袋の中にいくつか入っていて、その中の一つを奏が手に取った。よくある、長方形の箱だ。中には、1口サイズのチョコが4つ程度入っていた。「へぇ…これ、なんか不思議な形ししてるね。なんか、ボトル?」言い終えて、すぐに口に運ぶ。「…そういえば奏、プロセカ 青柳冬弥 コスプレ衣装最近いつ寝た?クマ酷いけど」「ん?ん〜……。覚えてないなぁ。あっこのチョコ中からとろっとしたのが入ってる」(二徹は確定か…)「このチョコの中のソース?なんか、独特の味がするね。ちょっと甘苦くて、口の中がピリピリする?」「っ!?奏、その箱見せて…!」箱を奪うように取り、裏面の食品表示ラベルを確認する。すると、やはりそこにはブランデー…お酒の表記があった。「奏、これはもう食べない方が…」