今井さんが可愛すぎてす

最近、 ノーブル・ローズ/2周年 今井リサ コスプレ衣装

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非常に困っていることがある。「――よ? さーよ?」「……」解決のためにここ数日頭を悩ませてきたが、具体的な策を生み出すまでには至らなかった。 今もこうしてコーヒーを啜りながら思案しているけれど、私の柔軟性に欠ける頭ではやはり妙案は浮かばない。「ねー。聞いてる~? おーい」「…………」「むぅ。こうなったら……」かといって、この悩みを他人に共有することも憚られる。なにせ内容が内容だ。普段から風紀と規律を乱さないように言っている私が、こんな―――「――ふぅーっ」「ひゃぁっ!?」「あっはは! 紗夜ってば大袈裟ー」「い、い、今井さん!? な、何をして……何を!?」「だって、紗夜ってばずーっと無視するんだも~ん」「それについては謝りますが、耳に息を吹きかけてはいけません!」―――最近、今井さんが可愛くて困る。なんて、口が裂けても言えない。言えるはずがない。思えば、ここ数日は気づけば彼女を目で追ってしまっていた。『……ぁっ! 紗夜~っ!』私のことに気づいた瞬間、花開くような笑顔を向けて駆け寄ってくる彼女も。『――っ! ぉ、今のとこすっごくイイ感じ! ね、どうだった?』髪を括って、普段とかけ離れた凛々しさを感じさせる練習中の彼女も。『紗夜っ。今度一緒にクッキー作らない? 可愛い型買っちゃったんだ~☆』嬉しそうに目を細めて、週末の予定を立てる彼女も。全部が全部。私の目線を奪って離してくれない。それどころかますます見ていたいと思う始末だ。挙句には……。『氷川さん……最近、今井さんと仲、とってもいいですよね』『えっ……。そ、そうですか? まあ、同じバンドの竿隊ですし』『……ふふっ。そういうことに、しておきますね……』――白金さんに気を遣われた!? 動揺する私に、彼女はいつもの柔らかな笑みのまま言う。『氷川さん……人は言葉にされると、もっと嬉しいもの……だそうですよ』『……っ。さ、参考にしておきますっ』……こんな出来事がつい先日起きたばかり。ああ、私は本当にどうしてしまったんだろうか。『え~。おねーちゃん……それあたしに聞いちゃう?』『あーぁ。リサちーはいいな~。るんっ^^ってこないからあたし寝るね?』唯一気負わずに済む妹にだけは心情を吐露したものの、返ってきたのは珍しく興味なさげなよくわからない反応だった。いや、あれは興味がないというよりかは、少し拗ねているような――「おーい。 はじまりのセッション 今井 リサ コスプレ衣装紗夜~? もぉーまた考え事モードになってるー」「へっ!? あ、あぁ。すみません、つい……」「デート中なのにぼーっとしてるとか、アタシ傷ついちゃうな~?」「っで、デートではなく買い物の付き合いでしょう?」「えぇ~? アタシは紗夜とのデート楽しみにしてたんだけどなぁ……あ、そうだそうだ。これこれ!」気づけばすぐ隣、一番近い距離に先程まで回想していたばかりの今井さんの顔がそこにあり、たまらずおかしな声をあげてしまう。