有咲! 誕生日おめでとう!

「有咲ちゃん、モニカ 夏制服 コスプレ衣装 お誕生日おめでとう! プレゼント用意してるから楽しみにしててね」「おっおう。ありがとう、りみ。楽しみにしてるね」有咲が笑顔で言葉を返すと、りみは嬉しそうに笑っている。そこにすかさず花園たえが、有咲に向かって「おめでとう!」と声をかける。「特別に1日私が飼っているうさぎをもふもふしていい権利をあげるね」「ありがとう、おたえ。なんかおたえらしいプレゼントだな」「ん? 誰もそれがプレゼントだなんて言ってないよ。ちゃんと他にプレゼントは用意してあるよ?」おたえはそう言って不思議そうに首を傾げている。有咲も有咲でおたえに習い、首を傾げてしまう。おたえのミステリアス度が年々上がっている気がするのは、きっと有咲の気のせいではないだろう。「まあ、楽しみにしてるよ」「うん! 楽しみにしててよ!」有咲の言葉を聞いたおたえは、とてもいい笑顔で頷いたのだった。そんなおたえの笑顔に、若干の恐怖を感じながらも、その中には確かな楽しみもあるのを有咲は感じていた。「でも、さーやも来られれば良かったのに」そんな香澄の呟きに、りみが慌てて声を上げている。「さっ沙綾ちゃんだって絶対に今日来たかったはずだよ! きっと誰よりも楽しみにしてたはずだよ!」そのりみの言葉が、有咲を気遣っての言葉だということには、この場にいる全員が気が付いていた。本来であれば、今日はポピパの全員が集まることにはなっていたのだが、有咲の恋人でもある山吹沙綾は、急な職場の飲み会が入ってしまい、急遽来られなくなってしまったのだ。そのことについて、先ほど電話があった有咲は、沙綾からは死ぬほど謝られたし、もともと仕事なので仕方ないと思っているので怒ってもいなかった。時間の融通が付いた学生時代ならまだしも、そういうことが難しくなってしまった社会人なので、現にこうして四人でモニカ 冬制服 コスプレ衣装集まれるのもそうそうないことなのだ。「別に怒ってねぇよ。それに沙綾にもさっき死ぬほど謝られたしな」みんなに気を遣わせるのが悪いと思い、出た言葉だったのだが、なにやら神妙そうな顔でこちらを見てくるおたえに、有咲は思わず身構えてしまう。