昼食のモニカ 桐ヶ谷 透子 コス衣装
後片付けを済ませ、5人は昼休みをそのまま屋上で過ごす。いつもは特別何をするということはなくダラダラと話をするだけだが、5人でいるだけでそれがたまらなく楽しかった。しかし今日は違っていた。それは今日の話題が昼食の時から続いていた巴と蘭の話であったからだった。この場から何とか逃げ出せないかと思案していた蘭は、新曲の作詞を進めたいと言って、ノートとペンを手に4人から少し離れたところに座ることにした。荷物を持って立ち上がる時に巴が目で何かを訴えていたが、「次のライブまでに新曲を固めないといけないでしょ」とあえて口には出さず、巴と同じように目で伝える。そして、グラウンドを一望できる蘭のお気に入りの場所まで歩いている間、背中に注がれる巴からの視線には気づかないふりをすることにした。「そ～れ～で！巴から告白したんでしょ！？なんて言ったの！？」こういった話題になるとがぜん元気になって、根掘り葉掘り聞き出そうと目をキラキラ輝かせながら盛り上がっているひまりが巴にグイグイと迫っていた。モカとつぐみもそれを止めるでもなく、つぐみが作ってきたクッキーをつまみながら、巴からどんな言葉が飛び出してくるのかを楽しみにしているようだった。蘭との話をしたいと内心うずうずしていた巴だったが、思っていた以上にひまりが盛り上がってしまい、その勢いにすっかり気圧されてしまっていた。あーとか、うーとか言って、何とか誤魔化して会話の流れを変えようと抵抗していた巴だったが、それも長くは続かず、ついに根負けして呻くように言った。「その、お前が好きだ！って……。」蘭へ自分の想いを告げたあの日の 言葉を3人に吐露する。言ってからすぐに巴は、自分の顔の温度が急激に上がっていくのがわかった。いわゆる恋バナというのは楽しい。モニカ 夏制服 コスプレ衣装だが、いざ自分の話を披露するとなると、こんなにも恥ずかしいというか変な緊張をするものとは予想だにしていなかった。見積もりが甘かったと言わざるを得ず、後悔先に立たずとはよく言ったものだと数分前の浮かれたお気楽気分だった自分を戒めたくなっていた。
