クロヱ!耐えて!誰かラミィ先輩を呼びに行って!動きを封じるわよ!

ラプラスホロライブ 沙花叉クロヱ コス衣装「クロヱェェェェェ!」クロヱ「ラプラス…やだ……やだやだぁ!傷つけたくないよっ!みんな逃げてぇぇぇ!」ブンッ!いろは「くっ……!」キンッ!キンッ!沙花叉が必死に抵抗をするも持っていたナイフを風真達に投げ飛ばす。それを風真は前に躍り出てナイフを全てはじき飛ばした。こより「クロたん!」風真達も敵じゃないことはわかっている。だが操られている沙花叉を傷つけたくない。ここで気絶させたとしても、奴は沙花叉が気絶している状態でも操ってくるだろう。なら眠らせるのは逆にまずい。ルイ「クロヱ!耐えて!誰かラミィ先輩を呼びに行って!動きを封じるわよ!」こより「こよが行ってくる!」ダッ!ラプラス「クロヱ!今からお前を凍らせる!それでもいいか!」ラプ殿がそう叫ぶと沙花叉はコクコクと頷く。沙花叉の頬を涙が伝う。本人も早く動きを封じて欲しいようだ。だが体は彼女の意思には従わない。クロヱ「いろはちゃぁぁん!避けてぇぇぇ!」ブォン!ガキィィィィン!いろは「ぐぅ……重い……!」沙花叉が泣きながらもぎこちない動きでダガーを振り下ろす。受け止めた感触はとても重く、いつもの沙花叉の力だった。クロヱ「やだやだぁ!止まってよ!やめてよ!」彼女の叫びも虚しく体は言うことを効かない。ホロライブ 星街すいせい コス衣装振り下ろす度に宙に舞う水滴。それは汗でもなんでもない。操られた沙花叉の悲痛な叫びによってこぼれ落ちた涙だった。ガキィン!カァァァン!キィン!泣き叫びながらも彼女の攻撃の手は止まらない。体だけ操られた沙花叉は意思は真反対だが行動は本気で殺しに来ている。攻撃することもできない風真にとっては、体力が無くなるのは時間の問題だった。いろは(ラミィ先輩……お願い……!)ひたすらあの人の到着を待つばかり。風真は心の中で願うしかなかった。