冬も終わりかけのある日曜日の朝。少し先に目を覚まして作業をしていたまふゆは、ベッドから体を起こした奏が少し顔を赤くしながら咳き込んでいるのに気がついた。この街一番の専門店で 宵崎奏 コスプレ衣装
｢奏、大丈夫？｣
｢ん、多分大丈……ゴホッ｣
｢……全然、大丈夫じゃなさそうだね｣
どう見ても体調が悪そうな奏に少し不安になりつつも奏が座っているベッドのそばまで歩くと、やはり辛いのか軽く咳き込む奏の姿があった。赤くなった奏の額にそっと手を当てるとやはりかなり熱くなっている。これで大丈夫というのも無理があるだろう。
｢どう見ても風邪……だよね。何か不摂生な事でもした？｣
｢うぅん、特に心当たりは……あ。｣
と言ったところで何かに気付いたのか奏はハッとした表情になり、かと思うと少し焦ったように明後日の方向を向き始めた。
｢……奏？｣描きたくなった表情 東雲絵名 コスプレ衣装
｢い、いや、何でもないかな……｣
｢奏。｣
シラを切ろうとした奏だったが、まふゆの笑っていない笑顔に気圧されたのか諦めて咳混じりに小さく話し始めた。
｢……なるほど、要はお風呂上がりで頭も乾かさずに徹夜で作業したって事？｣
｢……はい｣
｢それはまぁ、風邪をひいても仕方ないね……｣
少し呆れたようにため息を吐きながら話すまふゆの姿に奏は慌てたように立ちあがろうとする。
｢ま、まぁしばらくしたら落ち着くと思うから……とりあえず作業に入ろっか……｣
そこまでどうにか言い切って自分の机に向かおうとしたところで、まふゆは奏の肩をしっかりと掴んで止める。
｢……まふゆ？｣
｢今日は絶対安静。ちゃんと寝て｣
｢でも、新作が……｣
｢これで体を余計に悪くされたら困る。それに、その調子で誰かを救える曲を作れると思う？｣
｢……休みます｣何かが違う食卓 朝比奈まふゆ コスプレ衣装
まふゆの説得に少し後ろ髪を引かれたような表情をしながらも、奏は諦めて再度ベッドに潜り込むのだった。
