平穏

久々にあった絵名達と居る空間は息がしやすくて、私を求めてくれる事が嬉しいと思った。お母さんも同じように私を求めて愛してくれているのにどうしてだろうとふと思って、けれどなんだか理由に気付いてはいけない気がして靄に遮られた思考はこの心地よさに身を任せることを選んだ。暖かくてぽかぽかとした胸の内は眠気を誘って気づけば意識が飛んでいた……25時、ナイトコードで。 朝比奈まふゆ コスプレ衣装



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「あ、まふゆ寝ちゃった。」
「そうですね。センパイの笑顔が柔らかくなっててすっごくにこにこな気がします!」
「ま、多分心休まって寝た時間全然無かったんだろうし起こさないように気をつけなきゃ。」
「ですね。」
「あ……」
「絵名さん?」
「奏が一人で宮女行ったら完全に困るじゃん……」
「あ!、本当だ!えっとじゃああたしが行ってきます!」
「……うーん、4人で行こうよ。まふゆのことは私達が説明するだけじゃわかってもらえなそうだし、どこまで言っていいかもまふゆ自身で決めたほうがいいだろうし。」
「あ、そうですね!じゃあそうしましょう!」プロセカ 青柳冬弥 コスプレ衣装
「まふゆはとりあえず着いてから起こそうか。」
「はい!」

いやー、まふゆの影響力の凄さにボクは今驚いてる。バンドのライブに、アイドルのサプライズ企画、ストリートの生歌……類の機械達や司先輩の声量に興味を惹かれた人達がそれぞれ好きな場所に行くことで大渋滞になっている。そしてネットで話題になって近くに居たファンの人達も集まってくる。そうやってここのあたりの人口密度がえげつない。これだけ多ければ足止めとしてはかなりいいなと思いつつ、宮女に説明するために向かった奏の方はどうかなと思考する。
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まふゆのことについて、どこまで話すか、どうやって納得してもらうか考えつつわたしはまふゆの学校に向かった。かなりしんどくて中々時間が掛かったけどなんとかたどり着いた。そして、気づいた。わたし、このまま入ったらただの不審者じゃ?……案内してくれる人とかもいないし……と悩み困っていると絵名からのチャットが。
え『ちょっとの間待っててほしい。まふゆとえむちゃんとそっち向かってるから着いたら4人で先生に話そう。』
K『わかった。』
……どこで3人を待っていようかな。ステージ裏での激励 天馬司 コスプレ衣装