私もリーナさんの執事姿を直に見てみたかった

「お待たせピエロ 白鷺 千聖 コス衣装 しましたー、って…さっきの戦いは解決したんですね?」「ええ、お騒がせしてごめんなさいね」「ブシドーにあるまじき醜態をお見せしてしまいました…///」「…これもまた、儚き結末」「まぁ、今はあまりお客さんも居ませんからボクとしては何だって良いですけど」最後だけ若干辛辣な言葉が混じっていた気もするが、あまり詮索せず大人しくしていると、ユウキさんがブレンドカップソーサーとハロウィン限定パンプキンケーキの皿を丁寧に私の前に置いてくれる。「ごゆっくりどうぞ~」そう言って彼女は厨房の方へ戻って行った。ではコーヒーを一口ついでに、今の座席状態だけ説明しておこう。私は今中央に腰を下ろしている。右をイヴさん、左を千聖さんによって挟まれ、対面には薫さんが1人で座っている。ちょっと寂しそうにしているのは気のせいか?「さて…リーナちゃん、薫から少しは聞いているけど元気にしてたかしら?」「ええ。薫さんから聞いたってことは…学院祭のことも?」「全部聞き出してあるわ。本当に羨ましいんだから…」「私もリーナさんの執事姿を直に見てみたかったです!」そのまま両腕にギュッと抱きつかれてしまう。二の腕に当たる柔っこいものの感触が気になってしまうが…忘れるなソルティリーナ、お二人は国民のアイドルだ。こんなことはむしろ夢想だと思え。「うふふふ…リーナちゃん、これは現実よ?」「いや心の声読まないでください!?」「あら、ごめんなさい。お詫びにケーキとコーヒーのお供に私は如何?」いや本当に怖い、色んな意味で。『私を食べて♡』なんて二次元の世界だけかと思ってたのに、千聖さんの目は本気でそう言ってるように見えてしまう。演技なのか判断か付かないが―待て、私は気分転換にピエロ 丸山 コス衣装来たのでは無かったのか…?「リーナさん、私も忘れてませんか?」「イヴさん…っ」「今日も武芸談義に花を咲かせたいんですから、私にも構ってください!」「それは勿論。折角の時間ですから」「約束ですよ?もしブシ同士の誓いを違えたら…夜戦突入もやむなしですからね?」