「こ、憧れの先 丸山彩 コスプレ衣装
こんにちは」「やっほーおねーちゃん！」「燐子先輩！」「あこ！」銀髪のロングヘアーが特徴的な少女はRoseliaのボーカル担当、湊友希那。黒髪のロングヘアーが特徴的な内気な少女は同じくRoseliaのキーボード担当、白金燐子。そして紫髪のツインテールが特徴的な背の低い少女は巴の妹にしてRoseliaのドラム担当、宇田川あこ。Roseliaは4ヶ月前から5人全員がクラスカードを所持し、ガールズバンド内でのサーヴァントバトルではトップクラスの強さを誇るようになっていた。それ故に、音楽もサーヴァントバトルもトップクラスの人気を誇るバンドとして、様々な方面から注目されているのだ。「紗夜、あなたが言いたい事は分かるわ。美竹さんも察してるのでしょう？」「・・クラスカード・・」「私が知っているバンドの中で、クラスカードを持っていないバンドはもうあなた達ぐらいしかいないわ。」「・・あたしも驚きましたよ。こういうのに1番興味無さそうな湊さんが。でもおかしいじゃないですか！さっきみたいに暴力にだって使えるあんなカードを！みんな使ってるなんて！」「・・そうね。だからあなた達はこの違和感に『いつも通り』が呑まれないよう、ずっとクラスカードを持たなかった。・・違うかしら？」「・・・！！」何でもお見通しな友希那に、腹ただしく思う蘭だったが・・「あの・・提案といいますか・・」「提案・・？」「戦うためではなく・・守る為にクラスカードを持つと考えた方が・・いいと思います・・」「そうだよ！元々あこ達だって、自分の身を守る為にクラスカードを買ったんだもん！」「で、新作への挑戦 氷川紗夜 コス衣装片っ端から挑戦者を倒してたら・・って感じでね・・」「それは・・大変ですね・・」「燐子の言う通りよ。クラスカードを持たない事が『いつも通り』を守る事だとは限らないわ。」「・・・・」「リサ、紗夜。練習を始めるわよ。」「オッケー♪」「はい。」「・・どうするかは、あなた達次第よ。」友希那はそう告げ、スタジオの扉を閉めた。「「・・・・・」」」」」結局、その日の練習は何も出来ずじまいだった・・その夜・・「お願い・・父さん・・！」「蘭！」蘭は父にあるお願いをしようと、土下座をしてまで父に迫っていた・・「そんな・・お前をそんなことに・・！」
