小さな投げナイフが、YAG王の肩に刺さる

YAG王VTuber 葛葉 コスプレ衣装 は自らの魔法で作り出した、その、刀で、あくあちゃんを貫いた。「あ、くあ、……?」あくあちゃんの口からとてつもない量の吐かれる。それは、まずいでしょ。「ふん、くれてやる」YAG王があくあちゃんをこちらに投げる。あくあ…ちゃん?「…し、お……ちゃ…」シオンはあくあちゃんに駆け寄り、膝に頭をのせて、叫ぶ。「あくあちゃん!!大丈夫だよ、いま、スバルが治してくれるから、ね!スバル!おねが『ごめん……、もう……薬、ないッス……。』スバルは声を絞り出して答える。「えへ……、しお、の……ひざ、まくら…………」なんて、あくあちゃんは笑顔で言う。辛いのに、痛いのに、苦しいのに、飛びっきりの笑顔で、そう言った。「大丈夫だよあくあちゃん、絶対助けるからね、助かったらいくらでも、膝枕してあげる!……だから…あく、あぁ……」シオンの願いは届かない。「だい……、じょ…………、すこし……ね……む……」「ダメ!!!だめだよ、あくあちゃん!眠っちゃダメ、起きてて、お願い死なないで!!!!」シオンの声は、あくあちゃんには届かない。あくあは、眠るかのように、静かに目を瞑った。…あくあは、動かない。死んで、しまったのだから。あくあに膝枕をしているシオンも、動かない。なにか、小さく呟き続けている。「あくあちゃんあくあちゃんあくあちゃんあくあちゃんあくああくああくああくああくああくああくああくあ……」スバルには何を言っているかは聞こえないが、ぶつぶつと、喋り続けている。「隙だらけだな、世界最強。」あやめもスバルも、あくあが死んだショックで動けない。動かないシオンに刀を振り下ろすYAG王を誰も、止め。「ふっ!」小さな投げナイフが、YAG王の肩に刺さる。ちょこ先、なんで、生きて…ナイフを抜くYAG王を思い切り蹴り飛ばしたちょこ先はあやめとスバルを、VTuber 健屋花那 コスプレ衣装正気に戻す。「ボーッと、してる場合じゃないでしょう!」「…はっ!ご、ごめん、ちょこ先……」「すまない、もう、大丈夫だ。」ちょこ先はシオンに向かって叫ぶ。「シオン様も!今はYAG王を『黙れ。』…なんだよ、今の声。シオンから発されたその声は、スバル、ちょこ、あやめを怯ませるには十分だった。それどころか、YAG王までもが、警戒し構える。「もう、いい。」シオンが、立ち上がる。「みんな、死んじゃえばいいんだ。」「……シオン?」シオンから、明らかにシオンのものじゃないオーラが生まれる。なんだよ、あれ。