どうしたんですか? 今更お泊り怖くなりました?

怒られないロゼリア 今井リサ コスプレ衣装​​​​​​​ 悪戯とはどの程度の悪戯だろうか、悪戯への許容範囲なんてものは人によって全然違って更に言うなら悪戯を仕掛ける側との関係性が許容してもらえる範囲の一番のカギになっている事なんて悪戯をやってしまう前から知っていた筈なのに。ただ笑って欲しかった本当に泣かせるつもりなんて私にはなくて、いつもと同じように「困ったなぁ」って言いながら微笑んで欲しかっただけなのに。でもいつも見せるその微笑みの裏で何かを我慢していた可能性なんて、私は考えてもいなかった。「ハッピーハロウィーィン!!」と元気な笑顔を振りまきながら、彼女が私の家に来たのは三時間ほど前の事だった筈で。皆がはしゃぐハロウィンの日に、私は口実にちょうどいいなと思って我が家でのオフコラボに彼女を誘ったんだ。私とのオフコラボを彼女は二つ返事で応えてくれて、配信の内容やその日やるゲームはオフコラボの約束を取り付けた後で和気藹々と決めた物だった。結果を言うならゲームや配信の内容は彼女が喜んでくれる良いものに仕上がってくれた。魔女の仮装をしてきた彼女は誰が見ても可愛いと言って褒め称える、とびっきりの可愛さで私はと言えばなるべくなら彼女に格好いいと思われたいとお洒落できちっとした吸血鬼の様相で出迎えた。ハロウィン限定衣装も成功したようで配信ではお互いのリスナーさんたちから賞賛の雨あられを受ける事になった。時に私と彼女は獣人同士としての特性、関係性から他者から見れば面白い組み合わせと言える。私達の関係性は言うなら天使と悪魔のような、ドラゴンと姫もしくはフクロウとネズミ、雑に纏めるならそんな感じだろうか。私獅白ぼたんと彼女角巻わためは、誰が見ても弱肉強食の関係だった。実際彼女も私もそれをよくネタに使っている。配信が終わって二人で暫くゆったりとしていた時、ふいにわため先輩が私の事を注視していた。それ自体はそこまでおかしい事でもないけど、視線がくすぐったくなって私は私を見つめるわため先輩を茶化すように言う。「どうしたんですか? 今更お泊り怖くなりました?」TITLE DREAM 丸山彩 コスプレ衣装「え! ぃや そんな事はないけど ぼたんちゃんは着替えないの?」そう言われてまぁ確かに?と自分を見る。現在はお互い配信で使った衣装そのままで休憩している状態だ、お風呂に入るタイミングとかでパジャマに着替えようかと思っていた手前特に気にしていなかった。と言うかそれで言うならわため先輩も着たままなんだから人の事は言えないんだけどなぁ。「ぁー お風呂行くタイミングで着替えようと思ってたんですけど。.もしかしてうっとうしかったですか?」「ううん そんな事ないよ。なんとなく 窮屈そうかなと思って」