「おじさん、バーチャルアイドル 星街すいせい コスプレ衣装
泣いてるの？」と、ほんの少しからかうように言葉を掛けると、目元を隠したまま、ちょっと我慢してる感じで「当り前だ。こんな嬉しいこと、今まで無かったと思う。」と告げた。なんだか、もらい泣きしそうだ。まるで自分の事のように喜んでくれているおじさんを見て、心が温まる。ああ、やっぱり、良いものだ。笑顔というのは。それを教えてくれたのは、おじさんのおかげ。おじさんに助けられて、一緒に生活して。たくさんわしゃわしゃしてもらって。最初は不安もあった。ここでやっていけるだろうか、とか。実は悪い人だったらどうしよう、とか。でも、そんな心配は無用だった。おじさんは、多くを私にくれた。本当の親のように、いつも隣にいて。かけがえのない、たくさんの宝物を私にくれた。夢の、始まりをくれた。「よし、今日はお祝いだな。近所の人みんな呼んで盛大にやろう。」ベランダから外を眺め、おじさんはひとり呟く。私はその隣に立ち並んで、「そうだね、派手に行こう。」と、言葉を紡ぐ。嬉しい。けど、少し不安があった。受かった、ということは、都会に出るという事になる。おじさんと、離れてしまうということだ。今まで、ずっと一緒にいた。離れるなんて、考えてもみなかった。だから、不安だ。上手くいくだろうか、しっかりやれるだろうか。後になってからそういうものは押し寄せてくる。「心配するな、獅白。お前なら、きっと上手くいくさ。」おじさん がわしゃわしゃしながら、優しく声を掛けてくれた。やっぱり、温かいなぁ。泣きそうなのをちょっと我慢して、ホロライブ 桃鈴ねね コスプレ衣装おじさんに寄りかかる。そして、近所の人に声を掛けまくって、あっという間に夜が訪れた。この家は広いので、初めてそれが役に立ったなぁと実感した。２人でたくさんの食事を準備して、豪勢に振舞う。室内はまさにお祭り騒ぎである。料理をおいしく食べて、私にお祝いの言葉を掛けてくれて。おじさんも終始笑顔だった。それを見て、私も嬉しかった。けどちょっとお酒の匂いが多くて、頭がクラクラした。匂いでこれだから、実物を口にしたらどうなるのだろうか。頭がフワフワして、立ってるのもちょっとキツかったから、私はソファで横になってた。お客さんがみんな帰った後、おじさんは１人で食器の片付けや後始末をしていた。私も手伝いたかったけど、どうにも頭が重くて、立ち上がることが出来なかった。寝ていた方が楽な感じ。おじさんも結構飲んでいたと思うのだけど、スムーズに片付けをしていて、ちょっと驚いた。
