ダイヤの恋人である果南が乗っていた船が転覆してもう2ヶ月になる

ダイヤは覚醒 高坂穂乃果 コスプレ衣装 今日も海を眺めている。12月の澄んだ青空の下で大切な人を待ちながら……。私は後ろから自分の着ていたコートを肩に掛けながら声をかけた。「こんな所で……風邪ひくわよ……」「鞠莉さん……」ダイヤは待ち続けている……もう帰ってこないであろう大切な人をずっと待っている。ダイヤの恋人である果南が乗っていた船が転覆してもう2ヶ月になる。あの日船に乗っていた人達は殆ど亡くなったがその中に果南の名前は無かった、だからダイヤは果南が帰ってくると信じて今日も海を見ている。しばらくダイヤと海を眺めているとゆっくりと口を開いた。「果南さんは帰ってきますよね?私や鞠莉さんに『ただいま』って言って帰ってきますよね?そうですよね鞠莉さん!」ダイヤは私の方に振り向き叫ぶとそのまま顔を覆って泣き出してしまった。私はそんなダイヤを抱き締めた。「大丈夫!果南は絶対帰ってくるわ!こんな可愛い恋人を置いてどこかに行くはず無いもの!」「ひぐっ……鞠莉さん……うわあああん!!」私はダイヤを落ち着かせるように抱き寄せ頭を撫でた。「ダイヤ……大丈夫よ。私が一緒にいるから……」「鞠莉さん……鞠莉さん……鞠莉さんは、わたくしを 置いてどこかに行ったりしませんよね……?覚醒 小泉花陽 コスプレ衣装わたくしを独りにしませんよね……?」「えぇ……絶対に離れないわ……あなたを一人になんてさせない」全く……早く帰ってきなさいよ果南。ダイヤは毎日毎日海で待ってるわよ…。今日も天気は快晴だが私達の心は曇っていた。