私は嫉妬していた私に情けなく感じて、涙を流してしまう

私は今、レインボーローズ 朝香果林 コスプレ衣装嫉妬している。雷は人気歌い手グループのメンバーだ。人気と言うからにはファンも勿論いる訳なのだが…。果南「むぅ…」教室、そこには女子の群れに…雷達3人が捕われている。私の雷なのに……。それに雷も優しいから女子が寄って来ちゃうんだよ…。折角、長年の恋も告白されて叶ってるのに…。鞠莉&ダイヤ「……」私だけじゃなく鞠莉、ダイヤも2人を見ていた。それは数時間前の話で……雷牙「か、果南?怒ってる?」果南「別に怒ってないもん」雷が困惑しながらそう聞いてくる。私はそう言うけど、明らかに拗ねている。不貞腐れてそっぽを向いているし…。雷牙「……何かしたなら、ごめん。でも1番好きなのは果南だから…」暫く静寂が続いた。すると突然、雷が申し訳なさそうにそう言った。果南「……もう1回言って」雷牙「え?あっ、何かしたらごめん」果南「その次」私はそっぽを向きながら、彼にそう要求する。訳が分からなくともやってくれる雷。やっぱり優しいね、雷は。私がそう言うと、顔を両手で包み雷の方へ強制的に向けられる。雷の顔は真剣だった。雷牙「1番好きなのは果南だから……それだけは信じて」面と向かって言われたのが、嬉しくて私は抱き着いた。少し驚いていたけど、私の頭を優しく撫でた。果南「実はね……嫉妬してた。人気歌い手だから仕方の無い事だと分かってる。でも、折角長年の恋が叶って付き合ってるのに盗られた感覚で……」私は嫉妬していた私に情けなく感じて、涙を流してしまう。それは仕方の無い事、私もスクールアイドルをしていたから経験しているのに……。天使編 覚醒後 コスプレ衣装雷牙「ごめん…果南。気付いてあげられなくて…彼氏……失格だね」雷は今までに見た事の無い程に悲しそうな顔で微笑んでいた。彼氏……失格?何処の誰が決め付けたのだろう。彼…雷牙はとても優しくて気配り上手…運動神経も頭も良い…。そんな人が彼氏失格な訳が無い。果南「ううん、私が嫉妬していただけだから…。彼氏……失格な訳ないよ」私は必死に否定する。彼には笑って欲しい。悲しそうに微笑まないで欲しい。そんな彼にしたのは誰だ?……勝手に嫉妬した私だ。「ごめん……」か細い声で謝る。お願いだからそんな顔は止めて……なんて言えたらどれだけ良いんだろう。