今でもひんやりしているため、いろはちゃんが定期的に替えてくれたのだろう

「こよバーチャル エリーラ コスプレ衣装 ちゃん!」その声で覚醒する。視界はぼんやりしており、多少だるい。先程のは夢だったんだなと理解した。「いろはちゃん?」「こよちゃん!大丈夫?だいぶうなされてたけど…」悪夢を見ていたせいだろうか?だがしかし……「大丈夫!救世主が来たからね!」「?まぁ…少しは元気になったようで良かったでござるよ!」たしかに、寝る前よりも断然調子がいい。おでこの冷えピタはいつの間にか外されており、代わりに濡れタオルが乗せられていた。今でもひんやりしているため、いろはちゃんが定期的に替えてくれたのだろう。「実は、そろそろ帰らないと配信に間に合わなくって…ごめんだけど、帰っちゃうね?」時間を見ると、既に夕方。こよの家からいろはちゃんの家の距離を考えると、今から帰らなければかなりギリギリになってしまう。「うん!こよはもう大丈夫だよ!色々とありがとね!」「なら良かった!もう…心配したんだからね?」わざわざこよの家にまで来てもらって、看病してもらって……こんな時間まで見てくれたし、心配までさせてしまった。迷惑…かけちゃったなぁ。「玄関まで見送りとかはいいよ、今は無理しないで休む!分かった?」「はーい、今のいろはちゃんには逆らえないからねぇ。」いろはちゃんがバッグを持って部屋を出ようとドアノブに手をかける。「あ、そうそう。」ホロライブ 桃鈴ねね コスプレ衣装何かを思い出したかのように振り向き、こよの目を見る。その顔は少し、怒っているように見えた。「今回はどーせ無茶したせいで体調崩したんでしょ?自分の限界はちゃんと知って、適度に休むこと!下手したら大変なことになってたかもだからね?ホロメンやスタッフさん、助手くんに風真を心配させないの!」それだけ言ったいろはちゃんは部屋を出ていき、パタンと扉を閉めた。「……明日まで配信、休もっかな?」