多い時はほぼ1週間丸々家にいたこともあって『さすがに呼び過ぎかな?

「ふんふ〜ん。VTuber 夜十神封魔 コスプレ衣装 フブキ、早く来ないかなぁ」今日は10月5日、恋人であるフブキの誕生日だ。腕に寄りをかけて作った料理をテーブルに所狭しと並べていく。ウチとフブキの大好きな肉じゃがのお味は…うん、我ながら上出来!時間は…午後6時を回ったところか。本当は1日一緒にいたかったけど、フブキに急用ができたみたいだから夕食を振る舞うことにしたのだ。「ま、デートは明日行くことになったし。ケーキも用意した!我ながら完璧!」あとは本日の主役を待つだけ。「フブキ…早く来ないかなぁ」フブキと付き合って、もう2年が経つ。フブキと出会ったのは2年前の4月、高校三年生に進級した時だ。珍しい時期に転校生として学校に来たフブキを見たウチは衝撃を受けた。なんというか…一目惚れだった。綺麗な白い髪、柔らかい印象の瞳、すらっとした手足…全部がウチの心を撃ち抜いた。翌日から猛アタックをかけた。我ながらとんでもない行動力だったと思う。時には避けられ、逃げられながらも…約半年後、最終的にOKをもらった。『ゴメンね。やっと決心がついたの…私も、ミオちゃんが好きです』奇しくも返事をもらったのがフブキの誕生日だったので、そのままファミレスでお祝いをした。「はしゃぎ過ぎて店員さんに怒られたっけなぁ。ふふ、懐かしい」フブキは最初、もっとお淑やかなお嬢様かと思っていた。そしたら全然違って、結構オタク趣味があったり笑い方が豪快だったり…付き合ってみたら意外な面がたくさん出てきた。知れば知るほど、さらにフブキを好きになった。そして翌年。ウチらは同じ大学に受かり、ウチは一人暮らしを始めた。それからは頻繁にフブキを家に呼び、それはそれは楽しいキャンパスライフを過ごした。膝を抱えて丸くなって寝ることを知った時は、愛おしすぎておかしくなるかと思った。フブキは数えきれないくらいお泊まりをしていった。多い時はほぼ1週間丸々家にいたこともあって『さすがに呼び過ぎかな?』と思いフブキに聞いたら…『大丈夫…心配することとか特にないから』そう答えるフブキの顔は…少し寂しそうだった。その表情の裏側に、どんな気持ちを秘めていたのか…ウチにはわからなかった。正直、フブキのことは知らないことも結構あった。家のこともそうだが、時折入る『急用』ホロライブ 湊あくあ コスプレ衣装についてもそうだ。その急用の内容を教えてもらったことは、一度もない。わざわざ聞くのも失礼かと思ってしまったのだ。いつかフブキが自分から話してくれれば…そう考えていた。そして今日ついに…それが明かされる。朝、フブキから例の急用が入ったと謝罪された際に言われたのだ。『今日会えたら話すね。色んなこと…全部』と。今までにないくらい真剣な声色で。『聞いてくれる?』と言われた。
『もちろん』と返した。