数刻前に発生した人質事件、キリノは真っ先に現場へと駆けつけて事件を早急に解決すべく犯人へ発砲した。宙を飛ぶ弾丸は見事な軌道を描き寸分の狂いもなく人質へと命中した。ブルアカ 静山マシロ コスプレ衣装
キリノの放った三発の弾丸を受けた人質は気絶し犯人にとって重荷となったために放置され、犯人は人質から離れたために別のヴァルキューレ生徒に確保された。事件はキリノの発砲によって一応は解決したが、偉い人には始末書を命じられてしまった。
「以前先生と訓練したときにコツを掴んだと思っていたのですが、実戦だと善良な市民を狙って撃つのには抵抗がありますね」
やはり訓練あるのみです、とキリノは意気揚々と射撃訓練場へ向かった。
射撃訓練場に着いたキリノは銃をホルスターから抜き訓練を始めようとした。その時になって初めて弾が装填されていないことに気が付いた。そういえばさっき撃ってからリロードしていなかったな、とカバンの中から予備の弾薬を取り出そうとする。すると、発煙手榴弾が目に入った。ブルアカ アロナ コスプレ衣装
「そういえば手榴弾の投擲訓練はあまりしたことがありませんね。せっかくですからやっておきましょう」
キリノは銃をしまい、手榴弾を取り出す。そしてピンを抜くと射撃訓練用の的目掛けて思い切り投擲した。外であれば見事に犯人の手前へと着弾したかもしれないそれは射撃場の天井にぶつかって跳ね返り、自分を投げた主人のもとへと舞い戻ってきた。
「まずいです！ 皆さん避難してください」
キリノは周囲の生徒に避難を促したけれど、ボンっ、と手榴弾は爆発し真っ白な煙で辺りを埋め尽くす。一寸先も見えない白煙の中でゴホゴホと咳をする生徒たちの声だけが響いていた。
「ごほっ、うぅ、やってしまいました。ごほっごほっ」ブルアカ 花岡ユズ コスプレ衣装
