お前、東雲になるか?

「東雲プロセカ 天馬咲希 コスプレ衣装 

ってね、夜明けって意味があるんだよ 」「 夜明け? 」「 うん、そうなんだ。東雲くんにぴったりな名前でしょ? 」「 はぁ? 」
自分が夜明けみたいだと言われてもどう反応していいかわからない。なにせ例えられているものが曖昧な上に、今まで一度も言われたことがなかった。「 うん、東雲くんの歌は、彰人くんの歌は、辛くても、寂しくても、光が差してくるんだよ 」そういったこはねは一眼を愛おしそうに優しく撫でると、写真、撮らなくて正解だった。そんなことをぼやいていた。目でしっかり一緒に見られてよかった。そんなことを呟いては、柔らかい優しい笑顔を見せてくれる。「……そーかよ。それなら、お前にとっても俺は光なのか?」「うん、光だよ。でもね、私も東雲くんの、みんなの光になりたいの」だって、東雲くんたちは ” 憧れ ” じゃなくて、私はそのみんなと一緒のステージに立つから。そこまで聞き終わると、思わず笑顔になってしまう。そうか、なら、それでいい。「し、東雲くん?なんでそんなに笑って──」「 なんでもねぇよ。それより彰人だろ」「だ、だって……」「そんなに何度も言われると効力が薄れそうだろ。ほら、もう5時になるから帰って朝ごはん食うぞ」「あ、ま、待ってよ!彰人くん!」東雲。俺はその日、初めてプロセカ 天馬司 コスプレ衣装自分の苗字を心から好きになった気がした。「お前、東雲になるか?」「へっ……?……か、からかわないで!」へぇへぇ、あともう少ししたら、その苗字を東雲にしてもらうように申し出でも入れてみようか。なんせお前は確かに俺の東雲だからな。