あ、やべ、寝起きだから変なこと不用意に言っちゃった気がする

ししろんが健屋花那 新衣装 コスプレ衣装こうして私の前で無防備に寝ている姿を見られるのはかなりレアだ。…ししろんはなんたってそういうところ、格好をつけようとするから。朝起きても、いつもは普通にししろんの方が先に目覚めていて、おはようと言われて、おはようと返してというのが常だ。「…目の下にクマができてる…。」獅子の目の下にクマとはこれ以下に。いや、冗談じゃなく疲れているんだけれど。「…少し頑張っちゃおうかな。」眠りを妨げないようにしないといけないけど…起きないよね?割と熟睡しているし。「…よし、うん。」…ちゃんと寝てるね。…いや、ちゃんと寝てるって表現もあれだけど。「…ふわああ…。」まだ寝ているししろんを起こさないようにこっそりと、私は寝室を抜け出した。「…ん…。」…あれ…ここ、どこだっけ…。…ああ、そうだった。あたしは昨日終電がなくなっちゃって…疲れていたのもあってラミちゃんの家にそのまま泊まったんだった。「…あれ…それじゃラミちゃんはいずこ…。」…ラミちゃん、朝早いからなあ…って、え、ちょっと待ってもう8時になるじゃん。「…ラミちゃんちに泊まるときはラミちゃんより絶対朝早く起きようって決めてるのに…。」…もろくもはかなく崩れ去ったというわけだ、あたしの目論見は。「…んう…。よっこいしょっと。」布団に起き上がると、どこかからいい匂いがしてきた。…朝ご飯を、ラミちゃんが作ってるんだろうか。「…眠い…。」大あくびをしつつ部屋を出ると、台所ではあたしの想い人が包丁を握っていた。「…おはようラミちゃん。」「あ、おはようししろん。」「…ラミちゃんよりも前に起きようとしてたのになあ…。」「なあんでよ、ラミィもししろん起こしたいのに…!」「いや、寝顔みられるの恥ずかしくてさ。」…あ、やべ、寝起きだから変なこと不用意に言っちゃった気がする。「ふうん…?にじさんじ 白雪巴 コスプレ衣装そっかそっか、ししろん寝顔みられると恥ずかしいんだ?」うっわやっべやっちゃった。弱み出しちゃった。「これからラミィよりも遅く起きてね。」「なぜそんなことを強制されなければならないのかお聞かせ願ってもよろしいかな?」