いこ。あ、うちはテレ女2年のクロエ。あんたは?

「えっと、プリコネR マホ 姫宮 真歩 コスプレ衣装 ここかしら…」シェフィは、1人街はずれに来ていた。コッコロ達には記憶の手がかりを探す、と言っているが、実際は少し違う。本当の目的は、熾炎戦鬼煉獄血盟暗黒団に入団する為だった。「う〜ん、私の推理だとここに…」目的の場所を探して、辺りを見渡すと、1人の少女がこちらに歩いてくる事がわかった。見たところ、エルフ族のようだ。「…」「あの、あなたは…?」「え?いや、なんでもないっす。そっちこそなんかここら辺に用あり系すか?」「あぁ、まあ…」少女は、ふとシェフィが手にしている紙を見る。「ん?それ、もしかして…」それには、熾炎戦鬼煉獄血盟暗黒団入団試験の詳細が書かれていた。よっぽど『ソレ』じゃない限り、こんなのを誰かに見られたら恥ずかしい。「いやっ!これは、違くて…」シェフィは恥ずかしそうに顔を隠す。しかし、顔を隠すのに入団試験の紙を使っているため、余計目立っていた。「いやいや、恥ずかしがんなし。うちまで恥ずかしくなってくるっての。」「え…?」シェフィが少女を見ると、少女はシェフィの方に近づいてきていた。「大丈夫、うちも入団試験だから。」「あ、あぁ…」仲間を見つけた安心から、シェフィは胸を撫で下ろした。すると、少女は急にシェフィの後ろに行った。「あの、どこへ…?」「お、やっぱり。…よいしょ。」プリコネR ノゾミ コスプレ衣装カチッという音がすると、地面が開き、階段が見えてくる。「う、嘘…!?」「いこ。あ、うちはテレ女2年のクロエ。あんたは?」「私は、シェフィ…あの、クロエさん…」どうやったのか、と聞く前にクロエは階段を降りていく。シェフィよクロエに追いつくように、小走りで階段を降りていった。歩きながら、クロエとシェフィは語り合う。「あの、クロエさん。さっきのは…」「あぁ、あれ?別に、暗号通りに行っただけだけど。」こんなの当然、と言わんばかりの暗号を解読した宣言。少ししか分からなかったシェフィにとっては、まるで先輩のように見えた。…厨ニ病のだが。「『国王の目』は、街全体を見渡せるあの場所っていうのは分かったんですけど、『蟻の目』っていうのは…」「蟻って、小さいっしょ?その分、見える位置も低い。つまり、地面をよく観察しろ、ってこと。」自分が思いつかなかった考察を語るクロエを、シェフィはキラキラした目で見つめる。「す、すごい…!」「別に普通だし……お、扉だ。」褒められたクロエは、顔を見られないように少し早めに扉へと歩き出す。そして、シェフィが来るのを待たずに扉を開けた。