湊さんは最近口の中が甘いと仰っていたので、少し苦めにしてみるのはどうでしょうか?

「ふんふふーん♪」RAS パレオ コスプレ衣装休日、アタシは今ものすごく上機嫌だった。その理由は、今日は紗夜と二人きりでお菓子作りをするから。両親は仕事、弟のレオは友だちと野球。つまり、この家にいるのは恋人である女子高生が二人。もう、ラブラブなお菓子作りになる予感しかしない。『ダーリン、これ味見して〜』『いいですよ。はむっ・・・・・・ふむふむ』『どう?』『あなたのように優しい感じがしますよ、ハニー』『ほんと?』『ええ。せっかくなのでこのままあなたもいただいて』「キャー!それ以上はダメ〜♡」「何がですか?」「ほにゃああああああああぁぁぁ!?」突然アタシの後ろから紗夜が声をかけてきた。いや、ここ家!アタシの家!なんで紗夜がもういるの!?「な、なんでここに!?///」「ん?今日は一緒にお菓子作りの約束でしょう?」「そ、そうだけど!」「ですが、少し早く来てしまったので」「なら、せめてインターホンを!」「鳴らしたり、ノックもしましたが?」「へ?」嘘でしょ!?アタシ全然聞こえてなかった!「それで鍵が空いてたので・・・」「勝手に入ったの!?」「いえ、お隣の湊さんに連絡してみたら、『たぶん中で聞こえてない状態だから入ってあげなさい』と言われたので」「ああああああああぁぁぁ!!」「今井さん!?」アタシはそれを聞いて膝から崩れ落ちた。完全に友希那にはバレてるよ!ええ、してましたよ!恋人で妄想してましたよ!だって楽しみだったんだから仕方ないじゃん!「今井さん、大丈夫ですか?」「うぅ・・・、だいじょばない・・・」「どこか体調が悪いんですか?それなら今日はゆっくり・・・」「そっちは大丈夫だもん!///」「は、はあ・・・」それでも優しく接してくれる紗夜大好き!RAS マスキング コスプレ衣装「えっと、それでは・・・」「うん、お菓子作り始めよっか・・・///」ちょっと恥ずかしいけど、アタシたちはお菓子作りを開始した。「さて、今日はどんなクッキーにしようかな〜」「そうですね、宇田川さんと白金さんにはお揃いの形がよいかと」「ふむふむ」「湊さんは最近口の中が甘いと仰っていたので、少し苦めにしてみるのはどうでしょうか?」
「あ、うん・・・」