確か一昨年はガールズ・トーナメントが凄く話題になった記憶です

「失礼ホロライブ オーロ・クロニー コス衣装します」「別に好き勝手入ってきてもらって構わないんですが......そうはいかないのですよね」貴方様がこの部屋に入る行為に気を遣う必要なんてない、そうディクタスは言いたいのだが、彼女自身から気にすることないぞ、という旨の圧を感じるのでかろうじて客人用の椅子を引いて彼女を敬う。「ディクタス団長、緊張しすぎですよ」「してない。慣れてないだけだ」客人用の椅子に早く着いていたアルスは笑みを浮かべながらディクタスを弄る。男子学生がし合うような色恋のやりとりをいい歳したおじさんに振らないで頂きたい。「無理言って時間を作って頂いて申し訳ありません。団長様、副団長様共に忙しい時期でありますでしょうに」「団長......いや、ノエルさん。今は俺らしかいないので敬語は辞めてください。もう気が散って仕方がないので」「えへへ、ディクタスは環境適応能力に難ありだね。―――さて、じゃあ早速私から発案したいことがあってね」ノエルは椅子に腰掛けるとアルスの淹れた紅茶へ口をつけながら世間を騒がせている例の事件に関することを話し出した。「明日は確か二十日だよね?実は東都女学院では青春祭なるものが開催される予定なんだけど」「存じてます。確か一昨年はガールズ・トーナメントが凄く話題になった記憶です。何せその優勝者がそのまま北都兵として王政に尽力していますから」「うむ。で、その青春祭のことなんだけど、何かあったときのために東都女学院にも団員を割いて欲しいんだよね。実はガルトナが開催される会場付近だけは一般の人も入場可能になってて」「え、じゃあ僕行きますよ!東都女学院って言ったら可愛い女子生徒がいっぱい居るんじゃないんですか?」「気持ちは分かるが弁えてくれアルス。それで、話はそれですか団長。そうですね......警備となるとすぐに動かせることのできる団員は多くて五。いや、八はいけます。しかしあくまで警備を目的とした派遣なのでホロライブ 潤羽るしあ コスプレ衣装相手がもし強力な秘術使いだった場合少々力不足が見られるかもなのですが、」「そ、そのことなんですけど」ティーカップをライトウッドのコースターに戻すとノエルは腰に隠し持ったメイスを取り出した。それは彼女が現役のときに肌身離さず携帯していた相棒とも呼べるメイスだ。「私を派遣してください」