僕は天音さんの口を右手で塞いで壁ドンをしてなるべく密着した

「……ホロライブ 博衣こより コスプレ衣装こういう気を使えるところなのか…」「何がですか?」「あ、何でもないです。ただの独り言ですよ」初めてこういうところに来たけど本当に盛り上がっている。何というか熱気が伝わって来るというのはこういうことを言うんだろうな。「すごいですね」「社員さんは初めてだっけ?」「はい。こういうところに来るのも初めてです。だからかなり純粋に驚いていますよ」「…確かに初めて来た人は驚くかもね。只でさえも外が熱いのに…屋内もかなりの熱気だよね」「はい。初めて来たけど本当にすごいですね」「そうだよね」そんな話をしながら歩いていると誰かが…こんなことを話しだしだのが聞こえだした。「あれって…天音かなたじゃね」「そんな訳ないだろ」「いや、絶対に天音かなただって」そんな風な話が聞こえだしている時点でかなりヤバい。さすがにこんなところでバレれば色々な意味で問題になる。天音かなたとバレて一緒に男が居ただなんて情報が流れたら天音さんの今後の活動に色々と問題になる。だからここはどうにかしてでも避けなければならない。幸い、隣の天音さんにはさっきの人の会話を聞こえてなかったようだ。「天音さん」「どうしたの?」「ちょっとこっちに来てください」天音さんの手を握ってちょっと離れた場所に付いていった。そして後ろから足音が聞こえて来るところから見ても絶対に先の人たちが僕たちのことを付けているんだろう。ここでバレないようにするには――「しばらくの間、何も話さないでください」「え……」そして僕は天音さんの口を右手で塞いで壁ドンをしてなるべく密着した。天音さんは嫌かもしれないがここで声を出されると天音さんだと気付かれてしまう。「なんだ、ただのリア充カップルか」VTuber 神楽めあ コスプレ衣装「行こうぜ」そんな捨て台詞のようなものを残して去っていった。さすがにここまですれば天音さんとは思わないだろうというただの賭けをした結果。「はぁ…よかったです…ってあ、すいませんね。天音さん」「………///」「少し顔が赤いですよ。大丈夫ですか!??」さすがに外の温度もかなり高いし、熱中症になったとしてもおかしくない温度。暑さ対策はしているもののそれが絶対に熱中症にならない訳ではないですし。「だ、だいじょうぶです……」「本当に大丈夫ですか!?」「は、はい…それで社員さんはな、なんで…かべどん…なんか?」「あ、その説明を全然してなかったですね。天音さんのことがバレそうになっていたのでこんな事をすれば只のカップルがイチャイチャしていると思わせて…天音さんだったらこんなことをしない見たいなところを狙ってみたんです。それだったら離れてくれるかなと思ったので。さすがにこのままずっと怪しまれ続けるといつかバレてしまいそうだったので」「…そ、そう…」明らかに何かに動揺しているような気はするものの、天音さんはマーケットに戻ろうとしているので僕はそれを追いかけた。そして最終的には…無事に楽しんで終えることが出来た。