今目の前にいる人物が、長年付き添ったご主人様本人ではないことを

吾輩ホロライブ 兎田ぺこら コスプレ衣装 がこの世界に来てしまった理由は明白だ。博士の研究室に置いてあった『時空を超越する装置』が原因に決まっている。どうやらあれは完成された物だったようだ。そして、それを起動させてしまった吾輩は別の時空……いや、別の世界線に飛ばされてしまったという事だ。「なぁ烏……吾輩、どうしたらいいと思う?」藁にもすがる思いで、吾輩の隣でくつろいだ様子の烏に問いかける。決して返答を求めているわけではなかったが、一人で抱えるにはあまりにも大きなものだったから。しかし、当の烏から思いもよらぬ助け舟を出されることになる。「どうしたらも何も……”ラプラス”の好きなようにしたらいいんじゃないか?」「吾輩の……好きなように……?」「そうだろ。……今のお前は、泣く子も黙るあの大悪魔ラプラス・ダークネスなんだから。ラプラスが望めば、どんな不可能なことだって可能になる」烏にそう言われ、その言い回しに違和感を覚える。今の吾輩……あ、そうか。呼び方が違うんだ。さっきまでの烏は、吾輩のことを”あるじ様”と呼んでいたのに……今は『ラプラス』と、そう呼んでいる。「お、6期生 博衣こより コスプレ衣装おい烏……今、吾輩のことをラプラスって……さっきまで、あるじ様って呼んでたのに……」「ん?ああ、そうだな…………だって、今のお前は”あるじ様本人じゃない”んだろ?」そう言われ、ラプラスは目を見開く。烏は察していたのだ。今目の前にいる人物が、長年付き添ったご主人様本人ではないことを。