バレンタイン

『ハッピーバレンタイン。トレーナーさん』勝負服 グラスワンダー コスプレ衣装



2/14バレンタインデー。担当バがトレーナーに日頃の感謝を伝える日。
この日ばかりはどのトレーナー室でも同様の光景が広がり学園内は1日中甘い香りに包まれることになる。

「お仕事が一段落しているのでしたらこのまま休憩にしませんか?丹精込めた1品ですからお仕事の片手間にではなくしっかりと味わっていただきたいので」

こうなる事を予見してこの日にトレーニングを実施するトレーナーは少ない。かく言う俺も今日は簡単な事務処理を幾つかこなしたら彼女達とゆっくりするつもりでいた。

「分かった。後5分で終わらせるから」

「分かりました」

そう言って給湯器に向かっていくグラスとソファに座って何かを言いたげな、物憂げな視線でこちらを見るアキュート。

「アキュートの言いたい事は理解してるけど…グラスには言うなよ」

「分かってるよぉ。だけどグラスちゃんは言わないと理解できないと思うよぉ~」

アキュートにしては珍しく歯切れの悪い返事。俺としてはグラスに聞こえない程度の小声で話したつもりだったのだがアキュートはそんな遠慮は一切なく普通の声で喋っているし、俺の言葉を一言一句聞き漏らすまいとこっそりと聞き耳を立てているグラスがそんなやり取りを聞き逃すはずがなかった。勝負服 メジロドーベル コスプレ衣装

「私が何を理解できないんでしょうか?私を除け者に内緒話なんていけないトレーナーさんですね。はい、どうぞ」

そう言って3人分の緑茶をテーブルに置いてソファに座るグラス。こちらも丁度作業を終えてソファに座って淹れたてのお茶を一口運び「美味い」と舌鼓を打っているとグラスが鞄から箱を取り出し蓋を開けて、

「今日のバレンタインプレゼントは自分らしさを込めた和菓子にしてみました。実家が和菓子屋のサクラチヨノオーさんからもお墨付きを頂けた自信作なんですよ」

差し出された箱の中には綺麗に細工された和菓子が詰められていた。

「見た目で、香りで、味で楽しんで下さい。そして余韻の中で私の想いを感じていただければ嬉しく思います」

箱の中の和菓子を見てみると最初に目に飛び込んでくるのはピンクのハート。余韻どころか真正面から堂々と愛情をぶつけに来ている事が分かる。他の物は花を模したものが多い様だ。勝負服 マンハッタンカフェ コスプレ衣装