ライスのお耳

お兄さまに突然呼ばれました。

「どうしたの?お兄さま」ハロウィン衣装 ライスシャワー コスプレ衣装
「ふむ……いや……」

 

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そうやって何か考えながら、ライスのことをじ──っと見てきます。
なんだか恥ずかしくなって顔をそむけたけど、でもどうやら見てるのはライスの顔じゃなくて────

「……お耳、何か付いてる?」

見ていたのは、ライスのお耳でした。

「いやね、やっぱり大きいなって」ドレス メジロマックイーン コスプレ衣装


「そ、そうかな……?普通だと思うけど……」
「俺もそう思ってさ」

そう言って、指で長さを作って、

「通りすがりのブルボンに耳の大きさを測らせてもらった。それがこれくらい」
「これくらい……」
「んで、ライスが……」

反対の手が頭の上に伸びて、戻ってきました。
その大きさは、ブルボンさんのよりも明らかに大きくって。


「……な?1.5倍くらいはありそうだろ?」
「ら、ライスのお耳、変だったの……?」
「いやいや。毛並みや尻尾と同じく個性だよ。恥ずかしがることない」
「そ、そっか……」

体はちっちゃいのに、お耳だけ大きいのが何だか恥ずかしい気がして、とっさに隠しちゃったけど、やっぱりお兄さまは優しいです。
お兄さまに褒められただけで、自分の耳のこともちょっと好きになれるから。


でも、お兄さまはまだライスのお耳を眺めてます。

「……な、なんでそんなにじっと見るの?」水着 マルゼンスキー コスプレ衣装
「うーむ……」